金のいぶき プレミアム
玄米で食べるために生まれてきた「金のいぶき」。画期的な玄米です。胚芽が通常の玄米の約3倍。胚芽が大きいから、栄養豊富。低アミロースだから、粘りが多い美味しいご飯に。ふっくらもっちりした食感で良食味。簡単に炊飯できます。
金のいぶき 解説
玄米は、穀物の栄養を丸ごと食べられます。ただ・・・
日本人の主食は穀物です。こだわり商品研究所では、雑穀米、大麦、黒米などの穀物を重要な食品として、ご紹介しております。
ここに玄米を加えたいと思っていました。玄米は「一物全体」の食べ物です。「命の栄養」を丸ごと食べることができます。
玄米、大麦、黒米などをブレンドしたり、交互に食べることができたら、玄米の総合的な栄養素、大麦の水溶性食物繊維(β-グルカン)、黒米のポリフェノールを毎日の主食から食べることができます。
それぞれの特徴的な栄養素を日常的に食べることができます。
ただ、玄米は、味の問題、炊飯の問題などハードルが高いと思っていました。
すごい玄米「金のいぶき」のことを知りました。
ずっとそんなことを考えていたのですが、数年前に出会ったのが「金のいぶき」です。この「金のいぶき」が、玄米の問題点をすべて解消した「すごい玄米」だったのです。
「金のいぶき」には魅せられました。とにかく美味しい。玄米とは思えません。炊飯も通常の白米とほぼ同じです。しかも、栄養が集中する胚芽部分が、通常の玄米と比較して約3倍もあるという、何から何まで特別な玄米です。
(株)タカショクからのメッセージ
「金のいぶき」の製造会社である(株)タカショクの、金のいぶきに対しての紹介メッセージがあります。まずは、ご覧ください。
これはもう究極の玄米と言っていいかもしれません。
大きな胚芽に蓄えられた豊富な栄養素。
もっちりとした味わい。
プチっと弾ける独特の食感。
金のいぶきには、玄米特有のぼそぼそとした食感や冷めた時の食べにくさがありません。
また、炊飯の手間がありません。
玄米食の課題であった「まずい」「臭い」「ボソボソ」「炊きにくい」をいっぺんに解決した素晴らしい品種だと思います。
まさに、おいしい玄米食のために生まれてきたお米です。
「金のいぶき」の誕生
開発したのは・・・
宮城県古川農業試験場
「金のいぶき」は、宮城県古川農業試験場で育成された品種です。
古川農業試験場は、大正10年(1921年)4月に宮城県農事試験場分場とし発足してから98年。「ササニシキ」「ひとめぼれ」「だて正夢」等の多くの品種を育成した農業試験場です。(宮城県古川農業試験場HPより引用)
https://kinnoibuki.pref.miyagi.jp/thought/index.html
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/hk-nousi/johokoku12-2.html
https://www.pref.miyagi.jp/documents/10879/639711.pdf
品種・・・
東北胚202号
金のいぶきは、東北胚202号という品種になります。
育種目標は、「寒さや病気に強く低アミロースの良食味、そして栄養が豊富な巨大胚の品種」です。
低アミロース「たきたて」(東北172号)と、巨大胚「めばえもち」(北陸167号)の交配組み合わせで育成されました。
育種目標通り、東北胚202号は、以下のような特徴を持ちます。
1、胚芽が大きくGABA含量が高い。
2、アミロースが低く、良食味である。
3、耐冷性が”強”である。
誕生した品種は
「金のいぶき」
と名付けられました。
生命の息吹を感じさせる胚芽が大きく、炊きあがったごはんが金色に輝くことから「金のいぶき」と名付けられました。宮城県では、「だて正夢」とともにチカラを入れているお米です。
「金のいぶき」の特徴
胚芽が通常の玄米の
約3倍。
お米は、胚芽部分に栄養成分が集中しています。
「金のいぶき」は、胚芽が通常の玄米の約3倍の大きさ。
だから栄養が豊富なのです。
胚芽が大きいから、
栄養豊富です。
上に書いた通り胚芽が通常の玄米の約3倍の大きさのため、栄養が豊富です。
中でもGABA、食物繊維、ビタミンE、γ-オリザノールなどの栄養機能成分を豊富に含みます。
※GABA(ガンマ-アミノ酪酸)・・・アミノ酸の一種で、ほ乳動物の脳に含まれる抑制系の神経伝達物質。
低アミロースだから、
粘りが多い、
美味しいご飯に。
ご飯の粘りはお米に70%含まれる「デンプン」で決まります。
このデンプンにはアミロースとアミロペクチンの2種類あり、デンプンのアミロースの割合が少ないと粘りが強いご飯になり、逆にアミロースの割合が多いと粘りが少ないご飯になります。
低アミロース米は、普通のうるち米より、よくねばり、つやつやして柔らかくておいしいご飯になります。(※農研機構 金のいぶき紹介ページより)
ふっくらもっちり
食感で、良食味。
低アミロースのため、ふっくらもっちりとした食感です。
もちもち感があります。
玄米として、美味しく食べられます。
良食味です。
甘味があります。
巨大胚芽の部分の、プチプチとした独特の食感が楽しめます。
簡単に炊飯できます。
吸水性が高く、家庭炊飯器で白米と同じように炊けます。
水は胚芽の部分から吸収され、表面から吸収してゆき順次、内部へと吸収されていきます。
給水口が3倍大きい「金のいぶき」は、短時間で給水でき、白米と同じように簡単に炊飯できます。
また、白米と混ぜても普通に炊飯できます。
「金のいぶき」の栄養素
白米・一般的な玄米との
栄養比較
|
白米 |
一般的な玄米 |
金のいぶき |
食物繊維 g/100g |
1.1g |
2.8g |
3.7g |
ビタミンE(α-トコフェノール)mg/100g |
検出無し |
1.6 |
3.3mg |
GABA(γ-アミノ酪酸) mg/100g |
検出無し |
2mg |
6mg |
オリザノール mg/100g |
2.6mg |
33.2mg |
45mg |
総フェルラ酸 mg/100g |
7.8mg |
39mg |
58mg |
アラニン mg/100g |
- |
5mg |
10mg |
アスパラギン mg/100g |
- |
16mg |
21mg |
グルタミン酸 mg/100g |
- |
21mg |
31mg |
セリン mg/100g |
- |
3mg |
5mg |
比較対象品種:ひとめぼれ精白米・玄米(宮城県調べ)
※下の4種は、2011年玄米の分析値(食品環境検査協会)
この栄養素の多さを
言葉で表現すると・・・
上の表を言葉で表現してみました。
どれくらい栄養価が高いかがわかりやすくなります。
●食物繊維・・・白米の約7.8倍。一般玄米の約1.3倍。
●GABA・・・白米の約5.3倍。一般玄米の約3倍。
●ビタミンE・・・白米の約26倍。一般玄米の約2.1倍。
●オリザノール・・・白米の約15.2倍。一般玄米の約1.4倍。
●総フェルラ酸・・・白米の約7.4倍。一般玄米の約1.5倍。
「金のいぶき プレミアム」
タカショクの
目利きで選んだ
「金のいぶき プレミアム」は、タカショクが製造者となります。「金のいぶき」生産者より、お米を入荷し、加工をしてパッケージをします。
日本米穀小売商業組合連合会が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格「五つ星お米マイスター」を取得してるスタッフが、全国の田んぼから美味しいお米を探し出し、お米の品質を見極め、お米の特長を活かした精米技法をもって、活動をする会社です。
そんなタカショクに認められた「金のいぶき」です。
スチームクリーン製法
玄米の表面を蒸気で加熱殺菌して、より安全に美味しく保存するために開発した製法。
玄米表面を高温の過熱蒸気で処理し、殺菌と害虫発生を抑制する殺卵を行います。
お米は土から収穫する農作物ですので土壌菌や虫の卵が入っている可能性があります。
従来、玄米流通では大腸菌群、コクゾウムシといった2つの大問題がありました。
しかし、スチームクリーンの技術により2つの大問題を解消しました。
「金のいぶき プレミアム」炊き方
●金のいぶき100%
●白米とのブレンド
2つのパターンを想定しています。
▼ 研ぎ方
白米のように研いでしまうと胚芽が落ちてしまうので注意が必要です。籾などを落とす程度でサッと洗ってください。白米とブレンドする際は、先に白米を研いで、その後「金のいぶき」を加えて、軽く研ぐ感じです。
▼炊く際には、塩をひとつまみ
甘みのある玄米なので、塩を入れることでより甘みが引き立ちます。
▼ 白米モードで炊く
お米の炊き方を選択できる炊飯器を使われる場合は、白米モードで。
▼「かため」に炊く場合(玄米100%の場合)
白米と同様の水加減で蒸らしを多めに、炊飯終了後20~30分フタを開けずに蒸らす。
▼「やわらかめ」に炊く場合(玄米100%の場合)
白米より10~20%ほど加水して蒸らしを多めに、3合炊飯では炊飯器目盛りの3.5合目盛りに合わせる。
▼ 白米とブレンドして炊く場合
普段の白米にお好みでブレンドできます。
炊飯時は、かための炊飯がオススメです。
タイマー炊飯の場合、いつもより30分早めに設定すると、いつもの時間に「蒸らし」が効いたおいしいごはんになります。
▼ 炊飯後の保存
炊飯後の保存は、ごはんが冷めないうちに冷凍保存がオススメです。(「金のいぶき」に限らずです。)